弁護士

穂高 弥生子パートナー

国内法律事務所、米国系外国法事務弁護士事務所及びBaker McKenzie法律事務所のパートナーを経て、2023年4月、一色法律事務所・外国法共同事業のパートナーに就任。
M&Aを含む企業法務全般、訴訟・仲裁その他の紛争案件に従事。株主総会を含む企業法務やM&A案件に携わるほか、企業間の紛争、特にM&Aや企業提携から派生し又はこれに関連する各種紛争に関し、訴訟案件、保全処分を数多く代理し、助言を提供している。産業別では、5年間にわたり、Baker McKenzieにおいて、グローバルレベルでの製造業グループのステアリングコミッティの委員、および、アジアパシフィック地域の製造業グループのChair personを務め、製造業、特に自動車産業に対し、C.A.S.E.、future mobility に関連し、製造業がサービス業に転換するにあたり直面する法的問題、製造業のデジタライゼーションに絡む法的問題への助言を数多く行う。

経歴

1988年
慶応義塾大学法学部法律学科卒業
1998年
New York University, School of Law卒業(LL.M.)
2004年
International University of Geneva, Business School 卒業 (MBA、Magna cum-laude)
2020年~2023年
世界経済フォーラム第4次産業革命日本センター、スマートシティチームフェロー
2021年~2024年
住友重機械工業株式会社 社外監査役
2023年~
株式会社安川電機 社外取締役
2023年~
参天製薬株式会社 社外監査役
2024年~
住友重機械工業株式会社 社外取締役

資格

1992年
弁護士登録(44期、第二東京弁護士会)

主な講演

2022年~2023年

JAFTAS(Japan Automotive FTA System)において、ベトナム、マレーシア、中国、インドネシア、フィリピン、タイ、米国、EUを対象とした世界の関税監査の最新動向セミナーシリーズを全8回にわたり担当。

2023年

経済産業省実証事業EPAデジタルイノベーションフォーラムにおいて、「日本企業が海外で直面する関税リスクと経営へのインパクト」講演。

他の活動

自動車部品メーカーに対し、品質不正問題に関する内部調査及びアドバイスを提供。
日本、米国、欧州の自動車製造メーカー、自動車部品メーカーに対し、自動運転技術の開発、走行、さらには自動車のシェアリングサービスの提供に関してクリアが必要となる各種規制について、世界数十か国での横断調査に基づくアドバイスを提供。
自動車製造メーカーに対し、FTAの不適切利用に基づくペナルティと輸入国側当局対応についてアドバイスを提供。